ちー坊のアジア旅のメモ帳

アジアをあちこち放浪した旅日記

旅とビールとB級グルメ 台湾南部行ったり来たり その4・台南

2019年9月23日(月) 旅4日目・台南

高雄を起点に台南・小琉球・墾丁を旅した。

9月20日に高雄空港に到着したその足で、台湾鉄道で2年ぶりに台南へ。2日目は台南B級グルメを堪能。3日目は安平古堡(アンピングーバオ)などを観光。4日目は台南から次の目的地・小琉球に移動するのだが、台南B級グルメを最後まで満喫しようと朝ご飯に出かけた。

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これは前日行った安平開台天后宮の狛犬

昨日は台南駅北側エリアに東南アジア街があることを発見し、驚いた。ベトナム料理やマレーシア料理のお店が並び、思わずお昼ご飯はバインミーにしてしまった。

夜もブン(ベトナムの麺料理のひとつ、ベトナムは麺王国だと思う。各地に色んな麺料理があり、どれも美味しい)でも食べようかと思っていたが、時間が遅くなり閉店間際だったので諦めた。朝は9時開店と言っていたが、この日は小琉球に移動する。小琉球には1泊の予定なので、滞在時間を長くするために早めに台南を離れないといけない。台南駅エスニックエリアは次回のお楽しみとしよう。

とは言え、台南B級グルメは今回の旅の柱のひとつ。朝ご飯までしっかり満喫しよう。

台湾の中でも、台北でもなく台中でもなく、高雄などは素通りしてしまったのは、台南ならではの食べ物がたくさんあるから。

中でも牛肉湯はここでしか食べられない。他の街では「牛肉麺」になってしまう。

この3日間で、赤崁楼(チーカンロウ)近くの石精臼牛肉湯、安平の文章牛肉湯、宿泊したホテルのフロントで教えてもらった神農街(シェンノンチエ)に近い鬍鬚忠牛肉湯と3軒を食べ歩いたが、最後にもう一度牛肉湯を食べて心置きなく台南を離れたい。それくらい美味しいんです、牛肉湯って。

僕の中で牛肉湯の基準になっているのは最初に食べた石精臼牛肉湯。情報では早朝から開店しているはずだが、一昨日は朝は閉まっていた。今日はどうかなと、7時起きして行ってみたが、残念やっぱり閉まっていた。

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開店している時の石精臼牛肉湯はこんな感じ。もちろん店の前の歩道にもテーブルが並ぶ。

台南には牛肉の代わりにラム肉を使う清湯羊肉というのもある。2年前にも食べたが、日本にいるとラム肉を食べる機会はあまりない。一昨日朝ご飯を食べたサバヒー粥の店の隣にラム肉ヴァージョンのお店があるので、小西門のロータリーまで足を伸ばすことにした。

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正面がサバヒー粥の粥阿堂鹹粥。左手にあるのが清湯羊肉を出してくれる包成羊肉。

が!これは2年前の写真で、この日は閉まっていた…何てこった。

次に台南に来られるのはいつになる分からない。意地になっているというよりも、心残りなく次の街に移動したい。どうしても朝ご飯に牛肉湯を食べたい。それぐらい牛肉湯は美味しいんです。

一昨日、クリームシチュートーストやエビ炊き込みご飯を食べに行った海安路に、もう一軒評判の牛肉湯のお店がある。ここは朝しか営業していないので、一昨日店の前を通った時は閉まっていた。逆に今日はチャンスかも、と思い水仙宮市場から海安路を南下。開いてた!六千牛肉湯。

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朝から繁盛している。空いてる席を確保して牛肉湯(120元)と白飯(10元)をオーダー。セルフでタレと刻み生姜を用意して待っていると、来ました!

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やや濃いめの色のスープにピンク色の牛肉あ浮かぶ。スープを一口二口飲んで、レアの牛肉をタレにつけて口に運ぶと、まぁ白飯が進むこと進むこと。

ご馳走さまでした。

これで台南B級グルメは大満足で打ち留め。腹ごなしに駅前のホテルまで散歩して台南の街に別れを告げる。

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宿泊した鉄道ホテル(ティエダオホテル)に戻り、さっとシャワーを浴びてチェックアウト。台南駅前ロータリーにあるので、徒歩2分でホームに着く。来た時と同じ様に悠遊カードで入場。すぐに来た特急の自強号に乗る。「無座」といシステムで、座席が空いていれば座って良いし、指定席の人が来たら代われば良い。指定席だと106元らしいが、悠遊カードなら割引ありで61元。特急で40分なので立ったままでも構わない。20分ほどの途中駅でかなり乗客が降りて席が空いた。台湾新幹線の左営駅にしては早いので岡山駅だろうか。ラッキーなことに半分は座って高尾駅に到着、8時54分発9時35分着。スムーズに高雄に着いた。

高尾から小琉球に行くには、東港(ドンガン)という港からフェリーが出る。

高尾駅近くに東港行きのバスが出るターミナルやミニバス乗り場があるというが、ここで手間取った。

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高尾駅近辺は大規模な再開発が行われている。ここは地下1階でこの下の地下2階に台湾鉄道やMRTがある。左右に見えるエスカレーターや階段で上がって地上のタクシーやバス停に行くことになる。写真でも見えるように工事用の囲いがしてあって、初めて行った僕には分かりにくかった。バスターミナルが分からず、ターミナル行きのシャトルバス乗り場があったので、やって来たバスの運転手に「ドンガン?」と聞いたのだが、言葉が分からない。シャトルバスに乗って良いのか、ダメと言われているのか…

どうやら取り敢えず乗れと言われたみたいなので乗車したら、数分でバス停に着いた。が、いくつかあるバス停のどこが東港行きか分からない。小一時間うろうろして、やっとバスの待合所に辿り着いた。

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右にあるブルーの看板の場所が台湾全土に長距離バスを運行する国光客運、左の赤い看板が東港行きのバスの発車場所。

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高尾駅舎の向かい側だった。

琉球から戻った2日後に高尾駅周辺を歩いて分かったのだが、シャトルバスなんか乗る必要はなく、徒歩5分でバス乗り場に来られたし、交差点の反対側には東港行きのミニバス乗り場もあった。次回はスムーズに行けるなと、前向きに考えよう(^^;)

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東港まではミニバスだと150元とか。路線バスは121元。しばらく待つと墾丁エクスプレスと書かれたバスがやってきた。

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このバスは東港のフェリー乗り場には行かない。幹線道路のバス停から10分ほど歩くことになる。ミニバスなら直接フェリー乗り場に到着するが、復路は電話でミニバスを呼ばないといけないらしい。帰りのバス停の場所を確認するために、あえて路線バスに乗ってみた。大柄バスの方が乗り心地良いしね。

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東港と小琉球を往復するフェリーは民営2社と公営がある。公営フェリーが到着するのは小琉球東側の大福埠頭、民営は北側の白沙埠頭に接岸する。

その1に書いたが、小琉球を目的地にしたのはここがウミガメ遭遇率100%のスポットだと聞いたからだ。その場所は花瓶岩。

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岩の右側にシュノーケリングしている人たちが見える。ウミガメを見るシュノーケリング体験の一団だ。ここは白沙埠頭から徒歩圏内の距離にある。という訳でフェリーは迷いなく民営を利用(往復410元)。さらに宿も花瓶岩近くを予約した。

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さぁ、ウミガメと会えるかな。(その5に続く)

旅とビールとB級グルメ 台湾南部行ったり来たり その3・台南

2019年9月22日(日) 旅3日目・台南

高雄を起点に台南・小琉球・墾丁を旅した。

9月20日に高雄空港に到着したその足で、台湾鉄道で台南入り。2日目は台南B級グルメを満喫。そして3日目は観光地・安平へ行くことにした。

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台南は美味しいものが多いが、中でも台北など他の地域では食べられないのが牛肉湯。

台南に来た前々日の夕方、真っ先に行ったのが評判の高いお店のひとつ、石精臼牛肉湯だった。しかし牛肉湯はやっぱり朝ご飯に食べたい。安平には文章牛肉湯という、これまた行列のできるお店があるのだ。朝ご飯を食べに行くついでに安平観光しようという、完全に花より団子志向の旅である。

宿は台南駅前の鉄道ホテル(ティエダオホテル)。駅前ロータリーに面している。そしてこのロータリーはバスターミナルになっている。しかもホテルの目の前のバス停から安平行きの2番バスが出発する。部屋からバス停まで徒歩2分。こんなに便利なことはない。と思ったら…

台湾のバス停では、次のバスまでの待ち時間がデジタル表示される。バス停に行ってみたら「あと35分」の表示。2番バスは30分ごとに運行されると聞いていたので「行ったばかりか、次のバスまで時間があるから、20分くらいゆっくりできるな」と、一旦部屋に戻る。頃合を見計らって再びバス停に行ってみると…「あと24分」!え、部屋に戻った間にバス行っちゃったの?それとも遅れてるの?

安平に行くバスは2番以外にも、88番と99番という、主な観光名所を通る路線もある。バス停は隣だ。様子を見に行くと、朝だからなのか、運行している表示がない。2番のバス停に戻ってみると、なんと表示が「あと4分」と早まっている。どゆこと!

危ない危ない。台湾は日本同様に交通機関が時間通りに動くと思い込んで、油断した。我慢してバス停で待った方が安全だ。他の東南アジアの旅では油断しないのに(^^;)

悠遊カードをかざしてバスに乗り込む。2年前は88番バスに乗ったが、市内をぐるぐる廻って走るので安平まで時間が掛かった覚えがある。2番バスは20分程度で安平の運河沿いの道まで来た。前方を見るとお目当ての文章牛肉湯が見えてきた。夕方から夜通し昼過ぎまで営業しているはずだが…あれ?お客さんの姿がない。お店の近くのバス停で降りようと思っていたのだが、どうやら休憩しているようだ。先に朝ご飯食べてから観光と思っていたが、しかたがない。このまま安平古堡(アンピングーバオ)に行こう。駅前でバスに乗るのに手間取ったおかげで、時刻は8時半過ぎ。安平古堡は8時半オープンなので、逆に都合が良くなった。旅先では度々、塞翁が馬という経験をする。

安平古堡の入場料は50元(約170円)。

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オランダ統治時代の要塞で、台湾政権の王城だったり日本統治時代にも重要拠点とされたらしい。

入場口に繋がる道路には露店が立ち並び、2年前は昼間っから夜市さながらの混雑だったが、今日は朝早いせいか観光客も少なく、静かな古蹟といった雰囲気。

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古堡前の安平開台天后宮を覗いたり、夜にかけて観光客で賑わう安平老街を散策したりしながら、本来の目的、文章牛肉湯へ向かう。

今度は開店してた。

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相変わらず大繁盛してる。ここでも牛肉湯(100元)に白飯(10元)、さらに相席になったカップルが美味しそうに食べていた牛肉炒め(140元)を注文。

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一昨日食べた石精臼牛肉湯とはまた、ちょっと違った味わい。同じ牛肉湯でも店によって味が微妙に違うので、色んなお店で味わえて嬉しい。

腹ごなしに運河沿いを散歩。9月下旬なのに真夏の太陽を浴びながらのんびり歩く。が暑い。途中コンビニを発見。すると、ここでオンリー18デイズの缶を発見!

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330㎖で45元。同じ台湾ビールの金牌が500㎖で48元、クラシックの500㎖が41元なのだが、今回の台湾旅はこの「18」を飲むのが目的。2年前と違って台中心部では缶を見かけないので迷わず購入。ちなみに台湾ではコンビニでもレジ袋は有料。日本より環境に配慮しているらしい。尚、コンビニやスーパーマーケットでも悠遊カードで支払いできてとっても便利。

運河を見ながら「18」を飲み終えたタイミングで台南駅行きの帰りのバスが来たので、大きく手を振ってアピール。台湾では、バス停に立っているだけではバスが止まってくれないことがある。乗るよーっと意思表示しないといけないらしい。

台湾駅のロータリーで降りて、地下通路を通って東側に出る。遠東百貨5階にある春水堂に行ってみる。

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台湾に来たのだから、という動機で柄にもなくタピオカティーを飲んでみる。この春水堂がタピオカミルクティー発祥の店なんだとか。本店は台中にあるらしい。

店内で飲む場合は、入口奥の待合で席が空くのを待つ。席に案内されてから入口のレジで注文。氷の量と砂糖の量を聞かれた。氷少なめ、砂糖も少なめ。Sサイズでたしか70元。

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家族連れのお客さんも多く、食事している人も多かった。

さて、散歩再会。台南駅東側には成功大学があり、学生街になっている。歩道には大量のバイクが並び、学生相手と思しきお店や定食屋さんが目立つ。

ぐるっと回って駅西側に戻り、北側の台南公園の方へ。おや、スカーフで髪の毛を隠した女性を見かけるようになってきた。マレーシア料理の店があったり、タイのビールが置いてある店があったり、ベトナム料理店があたり…

2年前には駅から中心地寄りに泊まっていて、この辺にはこなかったので気付かなかった。どうやら東南アジアの人たちが多いエリアらしい。

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バインミーの写真が目に留まった(^^)。小腹が空いたので軽くバインミー(75元)
を頼んでみる。店に入って冷蔵庫を覗いたが、ベトナムビールはなかった。残念。金牌を自分で出してバインミーが出来上がるのを待つ。ビールを取り出すのはセルフだ。

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今日2食目はベトナム名物になってしまった。壁のメニューを見るとフォーやブンもある。いかん、どこの国に来たのか分からなくなってくる。台湾らしいものに戻らねば。

そうだ、せっかく台湾にいるんだからマンゴーに行こう。2年前にマンゴージュースを作ってくれたジューススタンドが成功路にあった。

ホテルを素通りし、郵便局前を通り過ぎて公園路の交差点へ。

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ふたにピーチと書いてあるがマンゴーミルクを作ってもらった。甘くて美味しい。これを飲みながら一旦ホテルに戻って一休みすることにしよう。

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部屋のテレビにスポーツチャンネルが入っていた。中国語の放送は分からないが、スポーツなら映像を見ていれば楽しめる。ちょうどラグビーワールドカップが開幕したばかり。土日は午後からの試合もあるので、シャワーを浴びてさっぱりした気持ちでW杯観戦する。NHKワールドのチャンネルも見られて、本当にティエダオホテルは居心地が良かった。

夜になって、また外出する気分になった。台南に来たのは美味しいご飯を食べるため。日本で調べられるお店は前回と今回で大体行きつくした。こういう時は地元の人のお気に入りを教えてもらうのが一番。フロントで、普段食べに行く牛肉湯のお店を聞いてみた。また牛肉湯と思われそうだが、店によって味が違うし、タピオカと違って日本では味わえない台南ならではのローカルフードなので、まだまだ攻める。

昨日散策した神農街(シェンノンチエ)に近い民族路にある鬍鬚忠牛肉湯というお店を教えてもらった。

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確かに人気店らしい。どのテーブルも満席。地元のお客さんに同席させてもらう。メニューで気になった綜合牛肉湯を頼んでみる。肉だけでなくレバーや心臓も入っている牛肉湯は初めてだ。綜合牛肉湯150元、上等牛肉湯(普通の牛肉湯)なら100元、白飯10元はサービスだといってくれた。

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「18」の缶は途中で買ってきた。特性タレにたっぷりの刻み生姜。タレに酒を加えると風味が変わる。ここの牛肉湯も美味しかった。旅行前に調べた限りでは情報がなかったが、同席の地元の人が食べ終わって空いた席にフランス人の若い女性が一人で座った。フランスでは知られたお店なんだろうか。彼女は台南の後、台北経由で日本に行くらしい。新幹線を使って大阪、京都、奈良を回ると言っていた。台湾に比べると交通費が高いと話していた。そうだよな、台湾は交通費安いもん。日本でも楽しい思い出を作ってくださいね。ボン・ボヤージュ。

僕も明日は高雄経由で小琉球に移動する。小琉球には1泊2日なので、滞在時間を長くするために、早めに出発するつもり。でも朝ご飯までは台南を満喫するぞー。(4日目に続く)

 

旅とビールとB級グルメ 台湾南部行ったり来たり その2・台南

2019年9月21日(土) 旅2日目・台南

高雄を起点に台南・小琉球・墾丁を旅した。

9月20日に高雄空港に到着したその足で、台湾鉄道で台南入り。台南駅目の前の鉄道ホテル(ティエダオホテル)に投宿。2日目は台南B級グルメを満喫しよう。

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台南一番のお目当て・牛肉湯は、昨夜さっそく「石精臼牛肉湯」に行ったので、朝ご飯は別のものを。

駅前ロータリーから中山路をひたすらまっすぐ。緑地公園になってるロータリーを通り過ぎると林百貨店が見えてくる。

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林百貨店前を右に行っても左に行っても到達できるが、左の忠義路を進み、大通りの府前路へ右折。小西門のロータリーにある粥阿堂鹹粥にやって来た。

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虱目魚(サバヒー)粥を食べよう。台湾では養殖もされている白身魚の入ったお粥。

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身だけじゃなく皮や牡蠣なども入った綜合鹹粥(140元)に、揚げパン(15元)も美味しいよという誘いに乗って、これも追加。

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朝から揚げパン?と思って、2年前は手を出さなかったが、お粥に浸してみるとパリパリ感としっとり感が絶妙に混ざって美味しい。台湾の人たちが日常的に食べている訳が分かった。

サバヒー粥は具だくさんでお腹いっぱいになってしまった。

朝から結構な距離を散歩して朝ご飯に来たので、一旦ホテルに戻ってシャワーを浴びてさっぱりする。南の国に来ると日に何度もシャワーを浴びるのだが、タイのマンデーの習慣が理解できる。小汗をかくたびに浴びる水シャワーが気持ちいい。

リフレッシュしたところで市内観光に出発。まずは成功路を歩いて赤崁楼に向かう。2年前も成功路沿いに宿を取った。

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これは2017年の写真。今回は改装中なのか、看板は残っていたが、中は工事中だった。道理でホテル検索してもヒットしなかった訳だ。ここも居心地の良いゲストハウスだったなぁ。

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赤崁楼の隣の土地が工事中。整備して広くなるんだろうか。

この近くは大天后宮、祀典武廟、開基武廟原正殿といった観光名所、夕べ食べに来た石精臼牛肉湯や度小月、武廟肉圓とB級グルメスポットが集まっている。観光しながらお腹が空くのを待とうという作戦なのだが、朝のサバヒー粥がなかなか消化されない…

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祀典武廟の横のお茶のお店で茶葉で十二支を作っていた。

道教寺院巡りをしてもなかなか食欲が回復しないので、水仙宮市場を通って神農街を再訪。2度目だとあんまり写真撮る気にならなくて、前回撮影した通りの奥の台南薬王廟の写真を。

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この通りは午前中は開店前で閑散としている。やはり夜の方が見応えがある。

そろそろ小腹が空いてきたので、水仙宮市場前の通りに戻って海鮮河粉を訪問。

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ここではベトナム名物のバインミー(55元)が食べられる。作り立てを渡してくれたので、写真撮る前にパクついてしまった(^^;)

後で気付くのだが台湾にはたくさんのベトナム人が働いている。この後ベトナム料理店などを目にすることになるとは思わなかった。

水仙宮市場近くのセブンイレブンのイートインで生ビールを飲みながら小休止してから、海安路を南下する形で散策再会。この通りにはB級グルメが集中している。

まず赤嵌點心店へ行ってみる。

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棺材板(トーストをくり抜いてクリームシチューを入れた名物、70元)と蛤スープ(50元)。バインミーとパンつながりになるがぺろりと食べられた。

海安路から飲食店の集まる狭い路地に入ったところにあるので、ちょっと分かりづらい店だが、地元の人で賑わっている。

トースト1枚なので、もう少し食べられそうだ。さらに海安路を南下してみよう。

この先には台南名物のエビ炊き込みご飯の名店が2つと朝しか営業していない牛肉湯の有名店がある。

2年前に食べた集品蝦仁飯。この日も繁盛している。

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もうひとつのエビご飯の店、矮仔成蝦仁飯に行ってみてびっくりした。

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新装されて、しかもテイクアウト用と2店舗になっていた。

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エビ炊き込みご飯(50元)とスープ(40元)を注文。テーブルには沢庵が置いてある。日本と同じ味にじんわり感動する。

台湾に来るたび感じるが、日本から伝わったものを大事にしてくれていて、本当に有難く思う。

台湾の食事は小盛りなものが多いので、梯子できて嬉しい。

かなり遠くまで来たので、ゆっくり戻ってもう1品挑戦しよう。

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赤崁楼の横にある度小月。赤嵌担仔麺(チーカン・タンツーメン 60元)を出してくれる店で、この本店を含め台南市内に3店、高雄の六合夜市にも出店している人気店だ。

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量が少ないのでつるつるっと食べられる。つみれがアクセントになって美味しい。

ところで今回の台湾旅の目的は、輸出されていないので台湾に行かないと飲めない台湾ビール「オンリー18デイズ」を味わうこと。2年前は宿の近くのセブンイレブンで買えたのに、何故か今回は赤崁楼近くのセブンイレブンにしか置かれていなかった。

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今日はこれを買って帰って、夜の花園夜市の雑踏を楽しもう。(3日目に続く)

旅とビールとB級グルメ 台湾南部行ったり来たり その1・台南

ビールが好きだ!

もちろん他のアルコールも大好きだが、アジア旅では土地ごとのビールを味わうのが目的のひとつになる。

個人的にはアジア3大ビールと考えるビールがある。

1つ目はラオスのビアラオ。

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 かつてはラオス国内でシェア90%ともいわれていた。

 最近では日本でもタイ料理店タイ・フェスティバルで飲めるようになったが、すっきりした味わいで、ビアラオ目当てにラオスを旅する人は多い。

 ラオスには3度行ったが、現地で会った日本人旅行者の9割は「ビアラオを飲むのを楽しみにラオスに来た」と話していた。

 

2つ目はミャンマービール。

ミャンマーに行ったのはもう随分前になる。まだアウンサンスーチーさんが自宅軟禁されていた当時で、ヤンゴンダウンタウンでビアホールで飲んだ。薄暗いホールで飲んだ生ビールが美味かったなぁ。こちらも民主化以降、日本にも輸入されていて、通販サイトにも掲載されるようになった。

2019年10月現在、日本のパスポートならビザ不要になっているので、また行きたいなぁと思っている。バガンの土埃の道を自転車で走り回ったのが懐かしい。

 

そしてもう1つが台湾のオンリー18デイズ。

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 賞味期限が18日というビールで、ビンも缶も「生」!と主張している。

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 賞味期限18日ということで、台湾から輸出できない。つまり台湾に行かないと飲むことができない、幻のビールなのだ。

台湾ビールには何種類かあって、2年前に台南に行ったときに上の写真に写っている「金牌」や「クラシック」と飲み比べたが、これがもう、別物!という味の違い。

久しぶりに「18」を飲みたくなって台湾行きを決意。さっそくどの街に行くか検討し始めた。

 

台湾は過去3度訪問している。

1度目はミャンマー行きの途中立ち寄った台北。この時は初台湾だったのと、目的はミャンマーだったので、台北に2泊して、まる1日かけて市内観光した。

2度目は台北の空港からバスで台南に直行し、日月潭や中部の田舎町を歩いた。

3度目が2017年の台南。この時も桃園空港からバスで台南に直行し、台南ならではの食事を堪能した。

今度はどこへ行こうか…

 

僕は、首都にあんまり魅力を感じない。ショッピングはしないし高級レストランに行く気もない。人混みも遠慮したい。そもそも首都がその国を代表するとは思っていない。

バンコクは便利な街だが、タイの文化や人柄に触れるならスコータイやチェンマイ、アンコール帝国の香りが残るナコーンラチャシーマー近郊の方が良い。

ラオスビエンチャンには見所が少ないし、どうせならバンビエンでのんびりするか、パクセーに陸路国境越えした方が思い出に残ると思う。

という訳で、台北はリストから消える。

 残るは花蓮をベースに太魯閣に行くか、台北・台中・台南に行ったから次は台東か…

 台湾は日本と同じく度々地震に見舞われる。毎年のように大きな地震にあって、太魯閣では落石事故が起きたりしている。2年前もそれで花蓮を諦めて行き先を台南にした。

地震の怖さを知っているから、東日本大震災のとき真っ先に手を差し伸べてくれたのが台湾の人たちだった。僕は震災の当事者ではないけれど、台湾の方々に感謝します。

 

ところで、若くもなくなったのに3年ほど前からシュノーケリングが趣味に加わった。もともとカナヅチなので、海には興味がなかったのだが、伊豆の下田でカヤックシュノーケリング体験に参加したのがきっかけで、ライフジャケットを着ければ水に浮けることを実感した。ゴーグルとシュノーケルを着ければ水の中でも呼吸できることに、今更ながら驚いた。水に浮いている自分が新しい発見だった。

2018年はタイのシーチャン島に、ビーチ目的で行ってきた。この年になって旅の目的の選択肢が増えたのだ。これまではビール飲みながら文庫本読んで、昼寝するのが旅の目的のすべてだったのに。

そこで改めて台湾の情報を調べると、最南端の墾丁(ケンティン)という街が台湾で一番人気のビーチだと知る。さらに高雄から日帰り圏内の小琉球という島では、ウミガメ遭遇率100%という評判も目に入ってきた。これは魅力。

うーむ、高雄は台湾第二の大都市。大きな街に興味のない僕としては2年前の台南旅の際も、近いのに全く足を延ばす気が起きなかったところだ。2年前は高雄と逆方向の嘉義には電車移動して北回帰線を見に行ったりしたのに。

しかし高雄には空港があり日本からの直行便もある。高雄を起点とすれば、北に台南、西に小琉球、南に墾丁。台南で美味いもの巡り、小琉球でウミガメ、墾丁のビーチでビール三昧。段々と旅の輪郭が見えてきた。旅は計画を立てるところから、もう始まっている。楽しくなってきた。

 

航空券を探してみると、10月に入ると値段が上がるようだ。9月中は台風の心配があるが、だからこその価格設定なのだろうか。

迷ったが9月20日から30日の日程で航空券を抑えた。次は旅のスケジューリングだ。

成田ー高雄のLCCタイガーエアを初めて使うことにした。

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11時50分成田空港発、15時ちょうどに高雄空港着予定。

 空港からの行き先は4択。台南か小琉球か墾丁か高雄泊か。高雄泊はまず却下。高雄へ行くのは手段であって旅の目的地ではない。

台南へは台湾鉄道の特急で早ければ40分。小琉球へはバスで1時間の港からフェリーで30分。ただし調べてみると夕方5時台が最終便らしい。飛行機の遅延やバスの渋滞を考えると最終便に乗れない危険性もないことはない。墾丁へは空港から直行バスがあるらしい。所要は2時間半程度。

ここでプライオリティを考える。台南でB級グルメか、墾丁でビーチを見るか。当然食い気が優先。空港で入国審査やら両替やら悠遊カードのチャージやらと、色々やっても夕方には台南駅に着けるはず。2年前に行っていて土地勘があるから安心感もある。とっとと宿に荷物を置いて夕食に行けるし、コンビニの場所も覚えているから旅の目的の「18」が早速飲めるぞー。

という訳で滞在先は①台南、②小琉球、③墾丁と決めた。墾丁を最後にしたのは、小琉球から帰りのフェリーが天候不良で欠航になったり、こちらの事情(体調とか出航に間に合わないとか)で乗り遅れた場合、リカバリーが効くように。墾丁なら陸路だから最悪、タクシーで空港直行という手も残る。

 さぁ、4度目の台湾旅。楽しむぞーっ。

 

ここから旅日記。

 

2019年9月20日(金) 旅1日目

成田発が11時50分とはいえ、2時間前くらいには空港にいたい。LCCだから乗り遅れは絶対できない。旅の始まりからつまずきたくはない。

東京駅で朝食を摂ってから成田に向かうことにして、何が食べられるか探してみた。ら、タイご飯のお店が朝7時に開くというので行ってみる。

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 パクチー散らしたお粥。タイでもラオスでも朝ご飯にお粥をよく食べにいったなぁ。

 今度の旅は台湾なのに、タイご飯で気分を盛り上げる。モーニング料金で500円でした。

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 今回はシュノーケリングが目的なので、ライフジャケットやフィン、ゴーグルなど一式を持参している。タイガーエアは機内持ち込み手荷物は2個まで。重量制限は合計10kgなので、オーバーしないようにパッキングした。無事クリア。

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 定刻通り高雄空港到着。入国審査は指紋認証のみ。アライバルビザのスタンプだけ押してもらいスムーズに入国。両替して、MRTに向かう。

 高雄空港はこじんまりした、良く言えばコンパクトな空港で、ターミナルビルの隣にMRTの入り口がある。

窓口で悠遊カードにまず500元チャージ。これでMRTに乗れるしコンビニでビールも買える。ただしMRT車内は飲食禁止。結構高い罰金が課せられるので気を付けましょう。
高雄のMRTでは主要駅で日本語の車内アナウンスもあるので、安心感がある。中国語も北京語やたぶん台湾語、それに英語などで繰り返し駅名をアナウンスしていた。日本も見習わないといけませんね。

高雄中央駅で台湾鉄道に乗り換え、台南へ。指定券を買う余裕もなくホームに降り、来た電車に乗るつもりでいたら、ラッキーなことに特急の自強号に乗れた。悠遊カードで入っているので、台湾式にいうと「無座」。座席が空いていれば座って良いし、指定席の人が来たら代われば良い。高雄駅からは空席があったが、次の左営駅で高速鉄道台湾新幹線)からの乗り継ぎ客がどっと乗ってきて、台南駅まで立っていった。といっても特急だから1駅。小1時間のことなので、日本でJRに乗るのと変わらない。

駅から徒歩5分程度のホテルを予約していたのだが、予約サイトの料金と現地払いの料金が違っていてちょっと揉めた。1泊2000円台のつもりでいたら、4000円近い金額を言ってきた。部はどう見ても2000円程度のランクで、相手のいう金額のクオリティーではない。こっちは台湾語が分からんし、フロント係は英語が分からないらしく、話が通らない。同じホテルに泊まるらしい台湾人の女の子が通訳に入ってくれて、結局そのホテルはキャンセルした。

さて、どうしよう。時刻は6時過ぎになって、暗くなってきた。台南は北回帰線の南側にあるので、完全に熱帯。太陽は6時に登って6時に沈むと思って、ほぼ間違いない。

宿探しの時に駅前のホテルも候補にあげていたのを思い出して、台南駅まで戻って当たってみたら、これが大正解!3泊したいと言ったら、1泊目は580元、2日目は土曜料金で1,180元、3日目は480元で、合計2,240元。日本円で約8,000円、1泊当たり2,600円くらい。しかも最近リニューアルしたそうで、すごく清潔な部屋に通してくれた。

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駅前のロータリーに建っていて、外観は古びているが立地的に申し分なし。
名前はティエダオホテル(鉄道飯店)。

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入口の左手にセブンイレブン 併設。まっすぐ奥にフロント。

飲み物を調達するのは楽なんだが、ここのセブンイレブンには肝心のオンリー18が置かれてない。というより、今回の旅ではセブンイレブンでオンリー18を見かけなかった。ファミリーマートでは見つけたので、もっぱらビールはそちらにお世話になった。

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フロントの左奥に客室エリアへのドアがあって、カードキーで開錠する。

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 駅前ロータリーの反対側からの風景がこちら。中央の木々の向こうにホテルの赤い看板が見える。この写真の右手が台南駅。観光地の安平へはホテルの目の前のバス停から2番のバスで行けるし、各夜市へのバスもこのロータリーを発着する。

 

宿泊施設も決まったし、街に繰り出そう。

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 何はともあれ、赤崁楼(チーカンロウ)近くの石精臼牛肉湯へ。

さっぱりしたスープを飲んで、レアの牛肉をタレと刻み生姜につけて食べると、白ご飯がいけることいけること!牛肉湯110元、白飯10元。

さぁ、明日から本格的に台湾を満喫するぞー。(次回に続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベトナム・ブンタウとムイネーの旅2018(その3)

ベトナム ブンタウ③

こんにちは。ちー坊です。

アジア各国をあちこち歩いた旅日記です。気が向いたらお付き合いください。

 

2008年2月のベトナムの旅。3日目、2月8日(水)。

 

バインミーを買っておやつにします。

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前日は徒歩で街歩きしましたが、今日はバイクを借りてブンタウの名所巡り。

ベトナムでは街中にレンタルバイクがあります。が、借りるのにパスポートを要求

されます。

ところが、宿泊の際にもパスポートを預けないといけません。

つまり泊まった宿以外でバイクをレンタルしようとすると非常に面倒です。

僕は宿のフロントで交渉してパスポートを返してもらって、レンタルバイク屋

預けました。宿にレンタルバイク併設なら楽ですね。

タウ寺

 

山門の後ろの観音様が海を見守ってます。

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マリア教会

 

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かなり広い敷地内にキリストの受難を彫像にして展示されています。

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涅槃寺

 

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海を見守る大仏や僧房があります。

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ブンタウからバイクで行ける距離にロンハイという海沿いの街もあります。

行ってみましたが個人的にはあんまり(^^;)

ブンタウはコンビニもたくさんあって、便利です。

ホーチミンシティの近場でのんびりするには良い街でした。

さて、次の目的地ムイネーに向かいましょう。

 

 

ベトナム・ブンタウとムイネーの旅2018(その2)

ベトナム ブンタウ②

 こんにちは。ちー坊です。

アジア各国をあちこち歩いた旅日記です。気が向いたらお付き合いください。

 

2008年2月のベトナムの旅。

今回の旅のテーマは、ホーチミン市民の日帰り可能なビーチリゾートと

ロシア人が集まるビーチリゾートでのんびりすること。

とはいえ、なんだかんだ貧乏性で、結構観光スポットをまわっちゃいました。

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ブンタウ初日は暗くなってからの到着だったので、2日目は朝からまず街歩き。

と思ったら、地元のメインストリート、ホアン・ホア・タム通りにコム・タム

(定食屋さん)が並んでて、網で牛肉をじゅーじゅー焼いていたので、朝ごはんに。

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200円くらいだったかと。ごちそうさまでした。

ホアン・ホア・タム通りを少し西に歩くと、クジラを祀るお寺・タンタム廟が

あります。

タンタム廟

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門をくぐって本堂に行くと、クジラの張りぼてが。

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さらに、ご本尊の仏像の隣には、「南海将軍」とよばれるクジラの骨も安置されていて

地元の人たちは仏像よりもこちらを拝んでました。

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ホアン・ホア・タム通りをさらに進むと、ベトナムでもこの地域でしか食べられない

バインコッの名店があるんですが、朝ごはん食べたばかりなので、一旦素通り。

だらだらと坂を上り、公園や大きめのホテルを通り過ぎると芝生の広がる公園が。

フロントビーチ

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この先に見えるのが西側のビーチ、フロントビーチです。

ベトナム特有のお椀の漁船がありました。

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ご覧のように、観光地としてのビーチは東側のバックビーチ、こちらのフロントビーチ

ホーチミンシティからのフェリーの船着き所や漁業・工業などの拠点ですね。

このあと、南シナ海を眺めながらアジア最大のキリスト像へ。

通り沿いのカフェは、何とシートが海に向かって横並び。

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この日は水曜日、さらにまだ午前中ということもあり、誰もいませんでした。

このままキリスト像まで歩いたのですが…

歩きはお勧めしません。(::)遠いです。バイクかタクシーを使いましょう。

キリスト像(チョン・タン・ヨック)

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やっと到着したと思ったら、何とすごい階段を上ることに… 台座まで811段!

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この像の中に螺旋階段があって、キリストの両肩に出られますが、神聖な場所なので

帽子と履物は入口に置いて中に入ります。

肩から見ると…

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横顔。

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歩いてきたフロントビーチ側。そして

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キリスト像の上から見たバックビーチ。

宿までひたすら歩いて帰りました。

汗を流してから、もう一度ホアン・ホア・タム通りに出て、名物バインコッを食べに。

コバ(バインコッの名店)

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こちらが通り沿いにある「コバ」さん。一番有名なお店です。

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一番人気だという、イカ・エビ・貝のミックスバインコッ。

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葉っぱに包んでいただきました。

昼食後、一休みして、また街に出ます。

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旧正月前の時期で、ショッピングセンターの前でスイカにケービングしてました。

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次回もブンタウ観光です。

お付き合いくださいね。

ベトナム・ブンタウとムイネーの旅2018(その1)

ベトナム ブンタウ①

 

こんにちは。ちー坊です。

アジア各国をあちこち歩いた旅日記です。気が向いたらお付き合いください。

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2018年2月にベトナムのブンタウとムイネーに旅してきました。

ブンタウはベトナム南部の中心都市・ホーチミンからバスで2時間程度。

ベトナムの熱海ともいわれる(ベトナム在住の日本人が言っているらしい)町です。

ホーチミンから日帰り圏内で、獲れたての魚介類が安く食べられると評判の町。

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効率的に旅ができるように、早朝に成田空港に到着。

午前9時30分成田発のベトナム航空でホーチミン・タンソンニャットへ飛びました。

(すみません。深夜バスで東京に行ったので、バスでしこたま一人前祝してしまい、

 写真撮り損ないました。しばらく写真なしです)

ホーチミンからブンタウへ行くには、デタム通りかベンタインから長距離バスか、

バクダン埠頭からサイゴン川をボートで下って行くかというのが一般的だそう

(なかにはレンタルバイクで行く強者も)ですが、

実はタンソンニャット空港からミニバスで直接行けるんです。

開発目覚ましいタンソンニャット。

数年ぶりに行ったら、国内線ターミナルの前にショッピングセンターができてました。

そのショッピングセンターの反対側から各地にミニバスが出ているようです。

ベトジェットが運航するブンタウ行きのミニバスもショッピングセンターからです。

12万ドン(=約600円)だと記憶。

(2018年秋からベトジェット以外のバスも運行とか。ご確認ください)

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Thanh Nien Guesthouse に宿泊。1泊約1,000円。

バックビーチからちょっと奥まったところにあるので、とても静かです。

ただし、幼稚園に隣接しているので朝は園児の声がします。

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チェックイン時にパスポートを預けないといけないんですが、

この町ではレンタルバイクを借りるのにもパスポートが必要なので、

翌日、パスポートを返してもらうのに一苦労でした。

この町は意外と広くて、歩きやレンタサイクルでは大変です。

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早起きして朝日を見ました。

ブンタウ観光は次回から。