旅とビールとB級グルメ 台湾南部行ったり来たり その7・高雄
2019年9月25日(水) 旅6日目・高雄
高雄を起点に台南・小琉球・墾丁を旅した。
9月20日に高雄空港に到着。その足で、台湾鉄道で2年ぶりに台南へ。2日目は台南B級グルメを堪能。3日目は安平地区などを観光。4日目・5日目は小琉球に移動し今回の旅の目的、ウミガメと泳ぐことに成功。6日目は高雄を歩く。
高雄ではMRT美麗島駅から徒歩1分の便利な立地のホテルに宿泊。今日は丸1日高雄を見て回る。まず朝ご飯を食べに。台湾に来たのは4回目だが高雄は初めてなので、ベタなところから。
美麗島駅から西に1駅、市議会駅まで歩いて右折。昨日行った六合夜市の通りにあるのが興隆居。湯包(タンバオ)が美味しいと評判のお店で、朝早くから入店待ちの列ができていた。
イートインの客とテイクアウトの客が混在していて混雑しているが、取り敢えず列に並ぶ。進みは早い。
湯包(1つ20元)と焼餅(18元)、豆乳紅茶(17元)。他の人のブログ読んで、湯包からスープがこぼれないように気をつけていたが、やっぱり手がべちょべちょになった。
食べ終えて表に出たら、店の外で次から次に湯包を蒸していた。
そしてまだまだ列が伸びていた。ちなみに興隆居の左には同じく朝食の有名店、果貿來來豆漿があるはずなのだが、改装中だった。
食事後恒例の腹ごなしの散歩。通りかかった東隆宮にお邪魔した。信仰心などないのにお寺や教会、モスクなどを見かけるとついつい足を踏み入れてしまう。
中にいた龍の目が光っていた。このあと下の岩には水が流れるようになった。
三鳳宮。高雄を代表する道教寺院なんだとか。盛大にお祭りが行われていた。
いつも思うが、台湾の人たちは信仰に篤い。寺院の数も多いし、どこのお寺に行ってもお参りする人が後を絶たない。頭が下がるが、道教を知らない僕は人が多くて落ち着かないので早々に移動。
三民市場や三鳳中街を散策。三鳳中街では干しエビが売られていて、サクラエビも大量に並んでいた。静岡では不漁で困っているのに、台湾ではよく獲れているのだろうか。
10時を過ぎたので美麗島駅1番出口に戻ってきた。この出口の目の前に来てみたかった店がある。
地元の人たちに人気だという大圓環。泊まっているホテルから徒歩1分なのだが、昨日は到着した時には閉店後だった。朝10時開店と聞いていたので、早起きして湯包を食べに行って、時間を見計らって戻ってきたという訳。今日はベタな高雄満喫の旅にするつもりなのです。
𨿸肉飯(小30元)や肉燥飯(小30元)が有名なお店。
写真は肉燥飯と蛤仔𨿸湯(ハマグリと鶏肉のスープ 50元)。スープの鶏肉はよく煮込まれていて、骨から身がとぅるんと取れた。台湾のご飯はお腹いっぱいになるというより、小腹を満たす感じで、はしごできるのが嬉しい。
さぁ、次のベタへ。
散歩を交えながらMRTで盬埕埔駅へ。
大きなネコが出迎えてくれた。
5分ほど歩いて、
高雄婆婆冰に到着。日本ではめったにスイーツ系に手を出さないのに、旅先では何事も経験とベタなものに挑戦する。
茫果牛奶冰(マンゴーかき氷 100元)。マンゴーの実がとろとろで美味しい。でもすぐに頭がキーン(^^;)
痛みが引くのを待ちながらゆっくり頂きました。
高雄には愛河という運河が流れていて、短時間のクルーズが体験できるらしい。
ソーラーボートで約25分のクルーズ。
チケットは150元(約500円)。
暗くなってからのナイトクルーズでも良かったけど、景色が見られるから明るいうちに乗ってみた。陸の上からでは見られない風景を楽しめた。
帰りは缶ビール片手に3駅分を散策。
通り沿いの弁当屋さんを覗いたり、
スーパーマーケットで最終日に買う土産を物色したり、
六合夜市は今日は通るだけ。(ピンボケでした…)
晩ご飯は意麺(50元)。油で揚げてから茹でた平麺で、これもするっと食べられる。
高雄は今日1日だけ。有名な龍虎塔のある蓮池潭や数ある夜市巡りもせず、タイトル通りB級グルメ三昧の初志貫徹。
明日は最後の目的地、台湾最南端の人気ビーチリゾート墾丁に向かう。(その8に続く)